最近のプレハブ住宅の傾向として強いのは、不燃化への対応であろう。最近とくに住宅の防火性が問われる傾向が強いが、プレハブ住宅ではこうした傾向に対応して、不燃化の傾向を強く進め、防火性能の高い住宅を指向している。その結果、六十年度からの公庫融資制度では、従来からの融資区分である「不燃構造」を廃止、防火性能の高い仕様のプレハブ住宅を省令による「簡易耐火構造」に“格上げ”した。今後、住宅に対する防火性能の要求はますます高まると思われるが、プレハブ住宅ではこうした要求に応えるため、“火に強い”住宅を実現したことになる。
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一方、プレハブ住宅における設備充実指向も著しいものがある。従来から台所・浴室など水回り設備の充実は高水準にあったが、最近ではこの傾向はいっそう高く、暖房・給湯システム、セキュリティシステムはもちろんのこと、HA(ホームオートメーション)を設けるプレハブ住宅も出現している。今後、こうした傾向は次第に進み、やがてはHAシステム設置のプレハブ住宅が常識となるのも遠くはあるまい。
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